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光そのものをデザインし続けたデザイナー「ポール・ヘニングセン(Poul Henningsen)」

今日も昨日に引き続き、デンマーク出身の建築家や家具、プロダクトデザイナーをご紹介していきたいと思いますが、今日ご紹介するのは光そのものをデザインし続けたデザイナー「ポール・ヘニングセン(Poul Henningsen)」

ポール・ヘニングセン(Poul Henningsen)は、コペンハーゲン生まれのデザイナーで、1911年から14年にフレデリクスベアのテクニカル・スクールで、「建築」を学びます。彼は伝統的な機能主義建築をキャリアのスタートとしましたが、その後彼の興味は「照明」の分野へと移っていきます。
ポール・ヘニングセン
↑Poul Henningsen

ホテルやレストラン、公共の建築から住宅まで、北欧の夜を美しく照らし出した先駆者とも呼ばれる存在のヘニングセン。
彼は建築や照明の分野にとらわれず、活動領域は文筆活動にも広がり、ジャーナリスト、作家としても活躍していました。第二次大戦初期、コペンハーゲンのティヴォリ公園の主任アーキテクトも勤めましたが、ドイツ軍占領時には他の多くの芸術家たちと同様、スウェーデンに亡命し、亡命先のスウェーデンではすぐさまデンマーク人アーティスト・コミュニティーの中心的人物となりました。 

彼の才能はルイスポールセン社と出会ってから、さらに開花し、1925年から1967年に亡くなるまで同社とコラボレーションして、様々な製品を生み出します。特に彼が開発を手掛けた「PHランプ」は「対数螺旋」と呼ばれる曲線を応用したシェードの組み合わせにより、不快なまぶしさ(グレア)を抑えることで、心地よいあかりを生み出しました。この「グレア・フリー」を重視した考え方は、以後同社の開発指針となり、いまもルイスポールセン社が実践するライティング・セオリーの基礎となっています。ルイスポールセン社は今日までも、へニングセンの天才の恩恵を受けています。(by 北欧インテリアブランド図鑑)
ポール・ヘニングセン2
↑Poul HenningsenがデザインしたPHランプ

ポール・ヘニングセンと言えば、今や「ランプのデザイナー」というイメージが強いですが、彼も元々は建築家だったのですね。建築家はやっぱり「建物」だけでなく、「建物」の中にある「インテリア」も自分でデザインしたいと思う人が、多いのかな~と思う今日この頃。

昨日紹介したヤコブセンもそうだけれど、この年代に活躍したデザイナーはとても器用な方々が多い気がします。家やビルを設計したと思いきや、家具やランプまでデザインしてしまう。家の中をトータルでデザイン出来るって凄いカッコイイな~と思いました(*^_^*)

ポール・ヘニングセンのデザインした「ランプ」は今や、日本でも沢山出回っていますが、デンマークに来てビックリしたのが、どの家庭にも「PHランプ」があるという事!!デンマークに来て、何件かお宅訪問をさせてもらっていますが、「えっここにも?」「えっこの家にも?!」とビックリするほど、「PHランプ」がおうちのダイニングのランプとして、使われています!!
ポール・ヘニングセン3
↑デンマーク人のお家で実際に使われていた「PHランプ」

「なんでここまで普及しているのだろうか~怪奇現象?!」と思うほど、凄い普及しているので、その普及率のすごさに驚きますが、単純にデンマーク人はこのデザインが好きなのかなと思います。シンプルながらも、柔らかい光をかざしてくれ、しかも家の中にしっくり溶け込むデザイン。どこの家にあっても、とてもインテリアのマッチしているし、凄い素敵なランプなので、お宅訪問してこのランプを見つける度に、私もほしい~!!と思ってしまいました。笑

ただ、このランプ安い訳ではなく、結構高級品なので、貧乏学生には中々手が届かない~(><)デンマーク人は「高くて良いモノを一生かけて愛用する」という価値観をもった人が多いので、高くても一生使うものだからと、値段を躊躇して買う人が少ない様子。だから、インテリアがとても素敵なんだろうな~と思いつつ、これだけデンマーク人に愛される商品をつくったヘニングセンって改めて、凄いデザイナーだなと感じました。
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