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世界一「エコ」?!な島「Samsø島」

エグモントホイスコーレから徒歩10分程にある港から船で1時間程の場所に、世界一「エコ」な島と言われ、現在とても注目を集めている島があります。その島の名前は「Samsø(サムソ)島」。ここは人口約4,000人の小さな島で、自然が豊かで、夏には各地からの観光客も訪れる至って普通な小さな島です。
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↑サムソ島内の様子

なぜそんな平凡なこの島が沢山の人を惹き付けるのか?その理由は、彼らが島の暖房や電気エネルギーを「100%自給自足」でまかなっているという事が挙げられます。

現在は世界各国から視察団が沢山訪れる為、サムソのエコ活動を伝える為の資料館や設備もかなり整っていると聞いて、そんなに有名&エグモントからすぐ行ける距離にある島なら、1度は訪れてみたいなーと思っていたところ、ラッキーな事にエグモントの授業内でこの島の見学に行かせてもえる事になりました☆ので、今日はその時の様子を書き記しておきたいと思います。

サムソ島には「HOU」と呼ばれるフェリー乗り場から船で向かいます。サムソ島行きの船はとても巨大な為、車ごとフェリーに乗り込む事に。フェリーの中には大きなカフェテラスや売店が入っているので、島に到着するまでの約1時間は皆このカフェテラスでまったりリラックスしながら乗船する事が出来ました。
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↑サムソ島に向かうフェリーの中の様子

島に着くとビックリするのは、本当特にこれと言って何も見当たらない田舎町だという事!笑 こんな事を行ったら島の人に失礼かもしれませんが、、、農業が主要産業の島なので、見渡す限りは全部畑で、ハイテクな技術等が使われている様子等どこにも見つける事が出来ません><!

「どこがこの島、そんなに凄いんだろう??」と半信半疑に思いながら、まずはじめに島のビジターセンター(?)のような所を訪れました。ここではサムソ島が取り組んできたエコ対策や今までの取り組みについて、センターの人より色々お話を伺いました。センターの人たちも毎年何十人と視察団の人がくるので、ここで話す事には慣れている様子&この施設も数年前に建てられたばかりだそうで、新築でとても綺麗な建物でした。
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↑ビジターセンターの中の様子

ここで聞いた話によると、現在この島には15基の陸上風車と10基の洋上風車があり、電力を自給自足しているそうです。島民の生活に必要な電力需要は陸上風車だけですべてまかなっており、余剰電力を電力会社に販売するほどなのだとか。洋上風車は年間約50万人の旅行客が使う電力をまかない、さらに車や本土と島を結ぶフェリーが使用する化石燃料の使用によって排出されるCO2を相殺するだけの電力もまかなっています。

 また、冬の長いサムソ島では暖房のためのエネルギー消費も膨大ですが、熱エネルギーの約70%を再生可能エネルギーでまかなっており、島には麦わらを使ったバイオマス燃料プラントが3カ所、太陽熱と木質チップの燃料プラントが1カ所あり、地域の暖房や給湯などの熱を供給しています。(by セルフエナジーハウス研究会HPより)

このセンターで概要を聞いたあと、実際に島に設置してある風車バイオマス燃料プラント質チップの燃料プラント等を見せてもらいましたが、見た感じはあまりインパクトもない至って普通な施設。「どこにでもありそうな小さなプラントにしか見えないのだけれど、、、」とか思ってしまいましたが、サムソの凄い所は「設備」にある訳ではなく、これらの設備を作り出した人々にあった様です。
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↑島内にあるプラント見学中の様子

というのも、サムソ島では、国などの補助だけに頼らず、「自分たちでお金を出して、風車を建てる」ことにこだわり、自分達でお金を出し合って、風車やこれらの設備を作り上げました。実際、島の風車は個人が所有したり、複数の農家の出資で運営される協同組合が所有したりしています。
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↑実際に見せて頂いた風車。想像以上にデカいです!

このような体制を作るまでには長年月&島民達の討論が沢山あった様ですが、その甲斐あって今では、「再生可能エネルギーの島」として有名になり、視察や体験学習の目的地としても大きく注目されるようになりました。
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↑今回見学させて頂いた各種施設の様子

とそんなバックボーンがあることさえも知らずに現地に見学に行ってしまったので、英語で専門的な話をバーっとされて唖然として帰ってきた私でしたが、学校に帰ってから調べてみて、「今日見たあの施設はこのことを行っていたのかー!」と後から、見学した施設の凄さを思い知る事となりました(^^;

見学できる機会等そうそうないので、見学するチャンスがあった際はちゃんと事前学習をしてから行かれる事をオススメします!笑 が、観光で行っても中世の古い風車や農家が保存されたエコミュージアムの島として昔から人気のある島なので十分楽しむことが出来る場所となっているので、デンマークに来た際は是非一度足を運んでみてください☆

*サムソ島詳細**
ウィキペディア:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%A0%E3%82%BB%E3%83%BC%E5%B3%B6
公式HP:http://www.samsoe.dk/site.aspx?LangRef=1
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