今日はエグモントの施設(設備?)について少しご紹介しようと思いますが、2013年冬にエグモントに新しい「寮」完成!したので、今日はその「寮」に関することを中心に記事を書こうと思います。
↑エグモントに出来た新しい寮その前にエグモントの「寮」について先にふれておこうと思いますが、エグモントには約180名の生徒がおり、その9割の生徒が学校の敷地内にある「寮」に住んでいます。寮については以前記事を書かせて頂いたので詳しくはそちらを参照して頂ければと思いますが(リンク)、既存にある寮にプラスして中庭と学校の裏側に約10~15名を収容出来る新しい寮が完成しました!!
この新しい寮は数年前から計画されて作られたものだそうで、構想段階から学校の先生や生徒が色々と使い勝手や設備について話し合って案をだし、作り上げたそうです。
↑作成中の風景ここは主にエグモントに在籍する「重度」の障がいのある生徒が利用する部屋となっていて、部屋にはベットルームやシャワールームはもちろんのこと、ミニキッチンやヘルパー用の仮眠室まで完備されています!
なぜここまで色々と設備が整っているかというと、ここに入居する生徒は将来この学校を卒業したあと、親元を離れてヘルパーを使いながら自立生活を送る生徒が多いから。
多いというか自立生活を将来したい、しなければならない生徒の為の「自立生活を練習する家」として建てられたのがこの新しい寮で、ここに入居する生徒達はそれを意識しながら、一人暮らしやヘルパーを使って自立生活を送ることの訓練をエグモントに滞在している間に送ります。
他の寮に入っているハンディキャップの生徒も同じように「自立生活を練習する場」としてエグモントに来ていますが、生徒数も増え、寮も増やそうという計画が出たことから、それならばもっと自立生活するのに必要な設備を整えて設計しようという事になり、今の形になったそう。
ハンディキャップの生徒の友人がこの部屋に住んでいたため、中を拝見させてもらいましたが、新築なのでとっても綺麗!&シャワールームも介助がしやすいようにとても広いし、キッチンもついているし、ヘルパー用の部屋もあるしで文句のつけようがないほど素晴らしい家でした。
私もここに住みたい!!と思う程でしたが、健常者の生徒はもちろん使えないし、ハンディキャップの生徒であっても新しい寮は数に限りがあるため、希望してもここに入れるかはわからないそうです。。。なので、ここに入れた生徒はめっちゃラッキー♪
生活しなくても中を見学するだけでも大変勉強になり、満足な1日でした☆
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