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デンマーク留学で気づいたデンマークと日本の違い②~家族のあり方(結婚観)~

私のデンマークでの記録であるこのブログもあともう少しで終わり!なので、昨日から「デンマーク」と「日本」で、全然違う!と大きく衝撃を受けたことについて書いてみていますが、今日は「家族のあり方(結婚観)」について書いておきたいと思います。

デンマークで「家族」といえば、普通に夫婦や子供、両親や兄弟の事を指しますが、もちろんこの中にはゲイカップルや同棲愛者のカップルも含まれており、日本では色々議論されているけれど、日本に比べて、デンマークの「同性愛者」への理解は進んでいて、同性愛者のカップルも普通に「家族」として認められています。
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それよりも、まずこちらにきて驚くのが「結婚観」の違い。こちらの人は「結婚」に対してあまり執着がなく、パートナーがいたり、パートナーとの間に子供がいても「結婚」する人があまり多くはありません。もちろん結婚している人も沢山いるけれども、「事実婚」状態の人が多く、多くの人が「結婚」に対してあまりメリットを感じておらず、私の友達の一人のデンマーク人は「結婚はロマンチストか宗教を進行している人しかしない」と言っていたことにはだいぶ衝撃を受けました。笑

というのも、日本では「結婚」することで「配偶者」としての控除や援助が何かしら国から受けられる機会が多いのに対して、デンマークは個人個人に国の制度が適応されているので、結婚してもそういった穏健にあやかる機会がまずないし、お互いを愛し合うカップル同士、一緒に住んでいてそれでハッピーならばわざわざ籍を入れなくてもいいではないかと思う人が多いようです。

特にプラスなことがないし、老人になって死ぬときに子供への遺産相続問題が面倒なので、結婚25年以上経ってから籍をいれるという人も多くいるのだそう。デンマーク社会の半数の人がこういった「事実婚」を選んでいる人が多いし、周りも「結婚していないこと」を変に思わないのであれば、別に籍を入れる必要もないのだなーとデンマークで生活していると「結婚」という形の重要性をあまり考えなくなりました。これが日本ではまた色々制度が異なるし、人々の考え方も違うので「事実婚」を貫き通すということは難しいことなのかもしれませんが、、、国によって「恋愛」のあり方に関しても価値観が違うのだなと痛感した出来事でした。

そして一番びっくりな事がこの国は「離婚率」が非常―――に多い!なんと約50%の人が現在は離婚する時代に突入していて、離婚の手続きもオンライン上ですぐに出来てしまうそうです><というのも、彼らはお互いに気が合わなくなったり、考え方が変われば一緒にいてもプラスではないと考える人が多く、それならば、あえて我慢して一緒にいるより、別々の道を生きる選択をする人が多いよう。というのも、デンマークは女性の社会進出が進んでいるので、離婚してもお互い経済的な負担を抱える確率が少ないし(シングルマザーなどになれば、やはり大変ですが日本よりは遥かに経済的に豊か)、離婚してもそれぞれ新しいパートナーを見つけて一緒に生活する人が多いと思います。

私の周りにも実際、離婚を経験している人が何人もいましたが、彼らはもう既に新しいパートナーと生活を送っており、とても幸せそうな毎日を送っていました。子供がいないうちは離婚するという選択肢もありだと思うけど、、、と思う日本人の方もいるかもしれませんが、彼らは子供がいようがいまいが、旦那又は嫁と気が合わなくなると「離婚」することが子供達にとっても最良な道だと選ぶ人が多くいます。なぜなら「喧嘩している姿を子供たちに見せるのは気の毒だから」なのだそう。それもわかるけれど、、、子供たちは親が離婚することによって、心に傷を抱える場合もあるのではないかと思ってしまいます><

が、しかし!もっと衝撃だったことは、離婚後も離婚した夫婦に子供がいる場合、多くの家庭が1~2週間ごとに、子供が両親の家を行き来しているケースが多いそうです(゚ロ゚)実際に私が、ステイさせてもらっていたホームステイ先も再婚夫婦の過程で、お母さんが連れてきた子供2人とお父さんが連れてきた子供3人の計7人家族の家出したが、お父さんが連れてきた子供達は、1週間ごとにステイする家を変えていました。(今週はお父さんの家に滞在、来週は別れた奥さんの家に滞在という感じ)

こんなやり方があるのか?!と最初はとても衝撃的でしたが、、、子供たちにとっては両方の親に会えるし、自分の家が2つあるような感じなので、別に問題ないのだとか。離婚をしている夫婦の多くが、このような形で子供を共に育てていることが多く、しかも離婚後はお互いがお互いを嫌い合うのではなく、夫婦ではなく、友達や親戚になったかのような感覚で付き合っているという事がわかりました。必ずしもどの家庭もこのような事をしているわけではないですが、かなりの世帯でこのような子育てスタイルが見受けられるらしく、子供達の学校に行くと多くの親が、離婚世帯でこのような形で子供の世話をしていると答えるそうです。

日本では想像できない、離婚後の子育ての仕方に最初は唖然としましたが、、、子供たちにとってそれが心地よいものであるならば、そういう子育てスタイルもあってもいいのかなと思いました。

その証拠に図書館に行くとなんと子供向けの本が置いてあるコーナーに「ぼくの新しいお父さん」という題名の絵本が置いてありました。内容を見てみると、新しいお父さん(母の再婚相手)との接し方やどうやって彼になれていくかなどが絵本ながらも詳細に書いてあります。こんな本が出版されるほど、「離婚」「再婚」という事はデンマークの社会に根付いているのだなと感じました。

こんな風に書くとデンマークの家族のイメージがとても悪い印象を与えてしまうかもしれませんが(笑)、そんな事はなく、デンマークの人は日本人以上にとても「家族の時間」を大切にしていると思います。

仕事も早く帰宅して、家で家族と過ごす時間が多いし、夏休みや長期休みは家族でどこか長期的に旅行したり、のんびり休暇を楽しむ人が多いので、日本よりも遥かに「家族」で過ごす時間は沢山あるし、一人ひとりがその時間を大事にしている気がします。

日本だと職種によっては「家族より仕事」を優先させなければならない傾向にある気がしますが、デンマークでは「仕事」と「プライベート」は別のものであり、「仕事」は「プライベート」を充実させる為に必要な道具位の位置づけでしかない気がします。

もちろん仕事が大好きで日本人よりものすごく働いている人もいるけれど、基本的にはプライベートを充実させている人の方が多く、それが「デンマーク=優雅にプライベートを楽しんでいる国」という印象を与えるのではないかと思いました。

日本の家族がダメとは言い難いけれど、デンマークの「家族のあり方」については学ぶ事が多く、取り入れたい事が沢山あったので、私も家族のあり方を今後見直したいなと、思いました。
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