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ドイツの近代デザイン史に輝く学校「バウハウス」

先日から掲載しているドイツ・ベルリンの名所紹介も今日でもう7日目!という事で今日は20世紀初頭にドイツで生まれ、世界にその名を馳せた「バウハウス(Bauhaus)」をご紹介したいと思います。

Designの勉強を勉強した人は一度はこの名前を聞いた事があると思いますが、「バウハウス」は、1919年ドイツ・ヴァイマルに設立された、工芸・写真・デザインなどを含む美術と建築に関する総合的な教育を行った学校です。(※その流れを汲む合理主義的・機能主義的な芸術を指すこともあります。)学校として存在し得たのは、ナチスにより1933年に閉校されるまでのわずか14年間だったにも関わらず、表現傾向はモダニズム建築に大きな影響を与えたとして、近代デザイン・建築界に一大センセーションを巻き起こしたとされています。
バウハウス2
↑バウハウス外観

大学時代、私はプロダクトデザインを学んでいましたが「バウハウス」という名前は何度も何度も、耳にタコが出来る位色んな授業で耳にしました。大学の頃から「一度はここに行ってみたい!」と思い続けて、早6年。やっとの思いで今回訪問する事が出来ました(^-^)

バウハウスの歴史を簡単に説明すると・・・こんな感じ↓(by ウィキペディア)

1918年にドイツ帝国が崩壊して大公の統治が終わり、ヴァイマル共和国が成立。1919年、工芸学校と美術学校が合併して「国立バウハウス・ヴァイマル」設立し、初代校長にグロピウスが就任。同年にバウハウス創立宣言が出されました。

その後、ヴァイマルのバウハウスは閉鎖され、1925年にデッサウに移転し、「市立バウハウス・デッサウ」となります。デッサウでの校舎はグロピウスの設計によるもので、モダニズム建築として各国に紹介されました。グロピウスは1928年に校長を退き、グロピウスの後継者にはハンネス・マイヤーが指名されました。

1930年にマイヤーは解任され、ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエが校長に就任。1932年にデッサウ校は閉鎖しベルリンへ移転し私立学校となります。ミース・ファン・デル・ローエの方針はマイヤーの「バウエン」を継承しつつも、政治色を払拭するものでしたが、1933年にはナチスにより閉校にされた。ミース・ファン・デル・ローエらはアメリカに亡命・移住し、バウハウスの運動を伝えたとされています。


と、バウハウスはたった14年しか歴史が無いにも関わらず、移転したり、校長が変わったりとかなり色々と忙しなかったよう(^_^;)バウハウスの元々の構想は、20世紀初頭の工業化と製品の大量生産化の発展により工業の一部へと組み込まれてしまった芸術を開放し、人間らしさや手作りの温かみ溢れる手工業芸術を復活させて、それを近代の生産プロセスに適合させるということだったのだそう。これにより、それまで伝統的に分類されていた造形、工芸、表現芸術が融合され、合理主義や機能主義などの新たな芸術概念が誕生していったようです。これらの概念が絵画や版画、写真などあらゆる芸術分野へと浸透していき、「バウスハウス」の名を広めたとされています。

と、長々と説明を書いてしまいましたが、バウハウスに行くならちゃんと「歴史」を勉強してから行ったほうが良いです!私は今回デッサウ校を訪れましたが、デッサウ校の中は今は資料館&展示会場として利用されています。が、もともと校舎だった所を展示室として使っている為、全く歴史を知らずにいくと、、、「ただの校舎じゃん!」という様なイメージを受けて終わってしまう可能性大(><)!!!

歴史を知っている人はこの校舎を一目見ただけで感激すると思いますが、、、デッサウの校舎はグロピウスの設計によるもので、モダニズム建築の代表作として有名で、現在も当時の姿を残しています!
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↑バウハウス外観&入口

外観はガラスのファサードで覆われていて、グリッドがとても美しい♪♪中に入るとこんな感じ~☆1階や2階の部屋では企画展が行われており、地下には常設展として「バウハウス」の歴史を知る事の出来る資料が沢山置いてありました。
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↑バウハウス館内の様子

展示会場以外の場所も入る事が出来たので、色々探検してみましたが、、、廊下や階段、教室等々シンプルなdesignでありながら、アクセント壁の色が綺麗だったり、日光の入り具合がとても美しかったりと、見て回っているだけでなんか満足してしまう空間。少しは改築している様ですが、当時の様子がそのまま残っていて「本当にここ、学校だったのだな~」としみじみ思いました。
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↑バウハウス館内の様子2

1階&地下にはお土産やさんが設置されていて、ここも「design」に関わる面白い商品が沢山あるので、見ていて飽きないくらい面白いです!館内にあるカフェも一休みするにはお勧めですよ♪
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↑バウハウス館内にあるお土産やさん&カフェの様子

隣にあるアトリエ館(学生寮)も窓が突き出た斬新なデザインがなんとも素敵でした。ベルリン市内からは少し遠いので、アクセスはとても不便なのですが、、、design好きの方はベルリンに来たら絶対に1度は行くべし!!きっと「design」に対する考え方が洗練されるかも!?
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↑バウハウス周辺の様子


*バウハウス デッサウ詳細***
住所: Gropiusallee 38 D-06846デッサウ
公式HP:http://www.bauhaus-dessau.de/deutsch/start.html
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